ローディング

なぜだか愛くるしい航空機のトイレ事情|エステムのシゴト|採用サイト

なぜだか愛くるしい航空機のトイレ事情

なぜだか愛くるしい
航空機のトイレ事情

works こんな現場にエステムの水処理技術!

空港にもエステムの技術あり

エステムがお相手するのは日本全国の排水処理施設。「水」を使うところはどこでも「排水処理」が必要で、普段の生活では立ち入ることのない場所に現場があります。そんな滅多に出入りすることのない場所のひとつが空港。考えてみれば当然ですが、立ち入り管理が厳しい空港はルールがたくさん。航空機が滑走路に入ったら動いちゃダメ。貨物車が来たら必ず停止。万一、航空機に車をぶつけてしまった時にはもう…想像を絶する賠償額(怖くて聞けない)。空港内での作業に関する知識を問う試験まであり、通行証がもらえた車しか入ることはできません。そんな場所に入れるのですから、少し特別感を味わえる仕事でもあります。お客様から「今日は全国からボーイングが訓練で集まっているよ」と迫力のある光景を見せていただけることもあれば、機内の汚水を流す航空機を見かけて目が釘付けになることも。機内の汚水って、ポンプで吸引するのではなく、機体の後方を斜めに下ろして排水口から汚水をザザザーーっと流します。処理場のホッパー(じょうご型の貯蔵槽)へ移すための車両に向かって、なんというか、航空機くんが踏ん張っているような姿……ちょっと生き物みたいでかわいいんです。

さて、楽しみはこのくらいで、エステムの本業といえば汚水を綺麗にすること。航空機汚水処理施設(SDプラント)といって、公共下水や空港の排水処理場に送られる前に、航空機から発生する汚水を前処理する施設の管理をしています。たとえば生活排水ならば、風呂水やトイレの水、炊事の水などたくさんの水を使うので汚れも薄まるのですが、航空機の汚水は水が少ないので高負荷な排水が流れてきます。普通の生活排水の10倍ほど汚い水をどう処理するか、高い技術力による運転管理が試されます。高度な処理を必要とする現場であればあるほど、日々の調整は難しくなります。だけど、その分、きれいになる実感は得られる現場。

「あ〜〜〜スッキリ!」だよね、航空機くん。

 

里が違えば水も違う

「汚い水」とひと口に言っても、現場によって中身は全く違います。たとえばホラーな現場ワースト1に輝くのは、食肉センター(家畜の屠殺場)。内臓なども一緒に流れるので赤い水が流れてきます。動物園は糞尿や餌などが一緒に流れてきますが使う水も多いから香りは思いのほかマイルド(笑)。ふりかけ工場は弁当の香りがしたり、製薬工場の水は一見綺麗に見えても実は薬品が入っているため高度な処理が必要。……と、現場によって色も臭いも処理の方法も千差万別です。

kuko_column