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ラブホでパンツはNO! NO! NO!|エステムのシゴト|採用サイト

ラブホでパンツはNO! NO! NO!

ラブホでパンツは
NO! NO! NO!

works こんな現場にエステムの水処理技術!

あの、ほんとに、やめてもらえます?

風呂とかトイレとか洗面所とか、それぞれ設備には使い方があります。風呂でご飯食べる人いませんよね? トイレで勉強する人いますか? 居酒屋にいくと時々、注意書きが貼ってありますね。「トイレにはトイレットペーパー以外のものは流さない」って。それなのに! それなのにです!!

なぜにトイレにパンツ流すかなぁぁぁ!!! あのね、言わせてもらいますけど、心底迷惑なんです。トイレに紙以外の物を流したら詰まるの。水に解けないもの流したら、詰まるの。微生物もパンツは分解できないの。子どもでも分かりますよね? もー、ほんとに。プンプンプン。

……おっと、ごめんなさい。昔を思い出して、ちょっと取り乱しました。僕が某ラブホテルの浄化槽管理を担当していたのは20年前。まだ6年目くらいの頃でした。1ヶ月に1度くらいのペースで、そのホテルの管理者からは呼び出しがかかるわけです。「ごめんなさい小川さん、また詰まっちゃったみたいで…」。浄化槽に物が詰まってしまうとポンプが停止してしまい、水が流れなくなります。そのままでは困るので、ポンプを水槽から引き上げて詰まった物を除去しなければなりません。どんな時間でも(っていうか、ラブホの場合はだいたい夜中か早朝……涙)トラブルがあれば飛んでいきます。詰まりの原因を引き上げてみると……出た、またパンツ。どれだけセクシーなランジェリーでも、夜中に泥だらけのパンツは嬉しくもなんともありません。そんな裏側の苦労もつゆ知らず、煌々と光るネオンのなかに吸い込まれていくカップルたち……。「クソーーーーっ!」と何度思ったことか。当時、付き合っていた彼女がいたから、まだ笑い話にできたけれど(笑)。

パンツを握り、使命を抱く

夜中に他人のパンツを掴んで、ばかばかしくもなるけれど、誰かがやらなきゃならない仕事。これで助かる人がいる。喜んでもらえる人がいる。現場の状況を把握して、原因を突き止めたときに「さすがですね」って感謝してくれる人がいる。僕がこの仕事を続けているのは、ただその一瞬の積み重ねがあるからに他なりません。それと、どんな現場でも学びがあります。トラブルのたびにお客様との結束が固くなっていく実感がありました。ラブホテルで働く人の苦労も知ることができました。ついでに利用客とはなるべく目を合わせないように、というお作法も。

経験の数だけ、強さと喜びをつかめる仕事だと僕は思います。

語り手の紹介

小川光弘

浜松営業所所長

1991年入社で勤続27年のベテラン。浜松営業所と名古屋営業所を経験し、現在は浜松営業所の所長を務める。エステムの営業所では、それぞれ管轄のお客様先の現場を順次担当する。「どんなトラブルがあったか」「どんな対処をしたか」を営業所のメンバーで報告しあい、困ったことは部署全体で解決する。助け合えるチームを作っていくのが、営業所所長の仕事でもある。